入院のご案内

入院までの流れ

ご入院までには次のような5つの手順を踏みます。

  1. 医師による入院の必要性説明
  2. 患者様による入院の同意
  3. 入院日の決定
  4. 入院申し込み
  5. 医事課職員による入院の説明

1.医師による入院の必要性の説明

外来診療で入院が必要と判断された場合、担当医が入院の必要性やその内容、目的について充分説明させていただきます。ご不明な点がございましたら、遠慮なく医師までご質問ください。

2.患者様による入院の同意

担当医の説明に納得されましたら、入院する旨をお申し出ください。
その場でご判断なさらない時は、後日当院までご連絡ください(お電話でも結構です)。

3.入院日の決定

担当医と患者様で入院日を決定します。なるべくご希望に添えるようにさせて頂いておりますが、患者様の病状、手術の予約状況などにより入院日程が制限される場合もございますことをご了承ください。
入院日がその場で決められないときは、後日当院までご連絡ください(お電話でも結構です)。その時点から申し込みを始めさせていただきます。

4.入院申し込み

当院入院窓口にて入院手続きを行ってください。個室、または大部屋などご希望のお部屋をお申し出ください。
※病床の空き状況によってはご希望に添えない場合もございます。ご了承ください。

5.医事課職員による入院の説明

医事課職員が「入院の案内」を基に入院手続き、携帯品などを説明いたします。ご不明な点がございましたら、遠慮なくご質問ください。

6.入院

入院当日は朝10時までにお越しください。
「入院誓約書」「診療券」「保険証」「医療受給者証」「印鑑」「差額病床入室申込書(差額病床をご利用の場合)」、および携帯品(下記参照)をご用意のうえご来院ください。
※入院前に、こちらからお電話を差し上げることはございません。ご了承ください。

入院生活について

入院に際しては患者さんがご持参いただくものや入院中にご注意いただきたいことがあります。快適な入院生活をおくるためにご一読ください。

1.入院時の携帯品

  • 洗面用具、湯飲み、箸、スプーン、スリッパ、ティッシュ、印鑑、多少の下着などをお持ちください。
  • 寝具のご用意は必要ありません。当院でご用意させていただきます。
  • 当院には対人式の売店はご用意してございません。腹帯、T字帯など療養に必要なもの(入院時にご説明させて頂きます)は自動販売の医療売店でお求めくださいますようお願い致します。
    また、病院横にコンビニエンスストアもございます。

2.入院中の過ごし方

入院中の生活

  • 当院は「新看護体制」に則った病院であるため、患者様の付き添いはできません。ご了承ください。
  • 院内は禁煙となっております。
  • 電気製品・携帯電話のご使用はできません。ご了承ください。
    (携帯電話は談話室コーナーにて利用可能です)
  • 患者様への電話の取次ぎは、緊急以外は行いません。ご了承ください。
  • お洗濯は、6Fのランドリーをご利用ください。
  • 病院職員へのお心遣いはご遠慮くださいますようお願いいたします。
  • くわしくは、「入院案内」をご覧ください。

食事について

  • 当院でお食事を提供させていただく時間は以下のようになっております。
    朝食:8時
    昼食:12時
    夕食:18時
  • 食事も治療の一貫ですので、病院でお出しするもの以外は、基本的に飲食なさらないでください。くわしくは担当看護師にご確認ください。
  • 院内での飲酒は固くお断り申し上げます。

外出・外泊について

  • 入院中の外出、外泊は必ず主治医の許可を得てから行ってください。
  • 所定の「外出、外泊届出用紙」に記入して看護師に提出してください。短時間の外出であっても必ず提出してくださいますようお願いいたします。

入院日数の目安

患者様の病状や回復具合により入院日数は異なりますが、よくある病気ごとの目安となる入院日数を紹介します。

よくある病気ごとの入院日数目安
  病名、病状 日数目安
胃腸科系 胃癌 14~21日
吐血、下血(胃・十二指腸胃潰瘍) 14日
急性胃腸炎 2~4日
大腸癌 14~21日
大腸ポリープ 2日
腸閉塞 7~14日
虫垂炎(盲腸) 7日
整形外科系 大腿部頸部骨折 30~60日
急性腰痛症 3~7日
脊椎圧迫骨折 20~40日
肛門科系 内痔核 7~10日
痔瘻 3~7日
外科系 鼠径ヘルニア(脱腸) 3~7日

※あくまでおおよその目安です。患者様のご病状により、上記日数より大きく前後する場合もございます。ご了承ください。

入院費用のお支払い

1.お支払い方法

  • 長期入院の患者様の入院費は月2回(15日、月末)に一度〆め、精算のうえご請求申し上げます。請求書がお手元(病室)に届きましてから5日以内に入退院窓口にお支払い下さい。短期入院の患者様におかれましては、退院当日に入退院受付でお支払いいただきます。
  • 現金支払いのほか、AMERICAN EXPRESS、MASTER、VISA、JCB、日本信販(UFJ、NICOS)のカードがご利用いただけます。また、J-Debitでのお支払いにも対応しております。
    AMEX Master VISA JCB UFJ&NICOS J-デビット
  • 入院会計は午前9時~12時、午後1時30分~4時30分(土曜日は午前のみ)となっております。日曜、祭日の突然の退院は会計ができませんので、前日までにお申し出ください。
  • 領収書の見方に関しては、院内掲示をご覧ください。
    領収書の再発行はしておりません。ご了承ください。
  • 原則として、入院当日に一時預かり金を頂きます(100,000円以上)。 退院日に、総請求額からお預かり金を差し引いて精算させていただきます。ご了承ください。
    「保証金預り証」は精算時にお持ちくださいますようお願いいたします。
  • 入院前外来、また入院中に入院医療費についてご不明な点などございましたら、受付窓口医事課までお気軽にお問い合わせください。

2.費用について

  • ご希望があれば病名、手術名、予定入院日数に基づいて、予測可能な場合は入院前におおよその金額をお知らせします。(※入院費の事前予測が困難な場合もございますのでご了承ください)。
  • 厚生労働省の定めた診療報酬制度に則って請求をさせて頂いております。
    医療行為ごとの価格はどの医療機関でも一律です。
  • 診療報酬点数(=価格)は2年に一度、厚生労働大臣のもとに設置されている「中央社会保険医療協議会」で見直されており、また、医療保険制度そのものの改定で請求価格の変動が発生する場合もございます。ご了承ください。
  • なお、差額ベッド代の価格は医療機関ごとに設定が異なります。
    差額ベッド代について詳しくは直接お問い合わせください。
  • ご来院いただき、医療費についてご不明な点などございましたら、受付窓口医事課までお気軽にお問い合わせください。